WebServicesCreatorプレスリリース

Google App Engineによるスマートクライアントソリューション
~WebServicesCreator for AppEngineの発売~

弊社は、Google App Engine for Java上にXML Webサービスを構築して、Microsoft .NET Frameworkなどとの連携を可能にする開発ツール『WebServicesCreator for AppEngine』の販売を、2011年11月より開始しました。

  1. 当開発ツールの発売の背景と目的昨今クラウドコンピューティングの普及が進む中、Google App Engineはその高いコストパフォーマンスから特に注目されています。また、少し前までは企業内システムはWebシステム一辺倒でしたが、近年では使いやすさや開発効率そして保守面からスマートクライアント技術を採用するケースが増えています。スマートクライアント開発ではMicrosoft .NET Framework(以下.NET)で構築することが多いため.NETのノウハウを蓄積しているシステム開発会社は多いものの、Google App Engine for JavaはJava環境になるためノウハウの流用ができません。Google App Engineと.NETによるスマートクライアント開発の良さを融合し、.NETのノウハウを有効活用することを目的に、WebServicesCreator for AppEngineを発売しました。

  2. 特徴WebServicesCreator for AppEngineとは、最小限の手間でGoogle App Engine上にXML Webサービス(以下Webサービス)を開発できるツールです。Google App Engine上にWebサービスを構築するにはオープンソースのSpring Frameworkを利用します。しかし、そのままでは設定ファイルやソースファイルの作成量が多く、.NETを使用したときのような開発効率は出ません。WebServicesCreator for AppEngineでは、アノテーション(*1)やソースコード自動生成などの技術を使用することで.NET上でWebサービスを開発するときとほぼ同じ感覚でWebサービス開発を可能にします。その結果、開発者はビジネスロジックに注力することができます。付属のソフトウェア取扱説明書にはJava開発環境であるEclipseの設定やチュートリアル、Google App Engineサイトへのアップロードの方法など様々な情報を記載していますので、Google App Engineが未経験でもWebサービス開発に必要な情報が整います。

  3. 動作環境と開発言語クライアントの主な動作環境は.NET 2.0 以上となります。言語はC#とVB.NETの両方に対応しています。また、Webサービスは言語に依存しませんので、WSDLに対応した開発環境であればJavaやExcelをはじめとして様々な言語で開発可能です。(*2)

  4. 価格
  5. 開発ライセンス
    1ライセンス目 148,000円
    2ライセンス目以降 48,000円
    ランタイムライセンス
    無料
  6. 製品紹介ホームページ
  7. https://sitio.co.jp/product-wsc/

  8. お問い合わせ先
  9. 株式会社処理系総研 本社営業部
    〒567-0032 大阪府茨木市西駅前町5番4号 STD茨木ビル7F
    TEL 072-620-2770 FAX 072-620-2771
    MAIL pre-support@sitio.co.jp
    URL http://www.sitio.co.jp/

 


(*1)アノテーションとはJavaの用語です。.NETのアトリビュートと同等のものです。
(*2)クライアント側の開発環境やバージョンにより一部動作しない可能性もあります。詳しくはお問合せ下さい。

※記載の社名・商品名は、各社の商標または登録商標の場合があります。